マンジャロの捨て方|使用済みペン・針の処分方法を医師監修で解説

マンジャロの使用済みペンと針の処分方法を解説する記事のアイキャッチ

この記事の要点(30秒でわかる)

  • 当院では日本糖尿病協会のパンフレットにもとづく方法をご案内しています
  • 手順は①針の収納を確認 → ②フタのできる固い容器へ → ③テープで密閉 → ④可燃ごみへ
  • 容器は牛乳パック・硬いプラスチックの薬の空き容器・ペットボトルなどで構いません
  • お住まいの自治体が「処方された薬局または病院へ」としている場合は、提携薬局へ郵送していただけます(送料はご負担ください)
  • 他院で処方されたものも、同梱していただいて構いません

意外と情報が見つからないのが、使い終わったあとの扱いです。針が入っているものなので、普通のごみとは分けて考える必要があります。当院に実際によくいただくご質問なので、対応をそのまままとめました。

マンジャロの捨て方|基本の4ステップ

日本糖尿病協会が示しているパンフレットにもとづき、当院では次の方法をご案内しています。

① 針が収納されているか確認する

注射のあと、針が本体に収納されていて、外に飛び出していないことを必ずご確認ください。ここが最初の安全確認です。

② フタのできる固い容器に入れる

針が貫通しない、固さのある容器に入れてください。専用のものを買う必要はありません。

  • 牛乳パック
  • 硬いプラスチック製の、薬の空き容器
  • ペットボトル

いずれも手に入りやすいもので構いません。薄いポリ袋や紙袋は避けてください。

③ フタをテープでしっかり固定する

容器のフタが簡単に開かないよう、ガムテープなどでしっかり密閉してください。収集される方が中身に触れないようにするためです。

④ 可燃ごみとして廃棄する

お住まいの自治体が指定する可燃ごみの袋に入れて廃棄します。

ペンをそのまま、袋に直接入れて出さないでください。必ず容器に入れて密閉した状態にしてください。

自治体が「薬局または病院へ」としている場合の捨て方

在宅で使用した注射器具の扱いは、自治体によって異なります。お住まいの地域の案内が「処方された薬局または病院へお持ちください」となっている場合があります。

当院はオンライン診療のため、直接お持ちいただくことができません。その場合は、提携薬局へ郵送していただければ、こちらで回収・処分いたします。

郵送での回収について

  • 上記の①〜③まで(容器に入れて密閉)を済ませたうえでお送りください
  • 送料はお客様のご負担(元払い)でお願いしております。恐れ入りますが、着払いはお受けできません
  • 他の医療機関で処方されたものを同梱していただいても構いません。あわせて処分いたします

送付先は、LINEまたは診察でご案内します。「郵送で処分したい」とお伝えください。提携薬局の宛先をお送りします。

まとめて送っていただいて構いませんので、ある程度たまってからで問題ありません。送り方が分からない場合も、あわせてLINEでお尋ねください。

マンジャロのオンライン診療を予約する

お住まいの地域の捨て方の調べ方

どちらの方法になるかは、地域によって分かれます。

自治体によって分かれる主な扱い
案内の内容対応
可燃ごみとして受け入れ上記の①〜④で処分できます
処方された薬局・病院へ提携薬局へ郵送してください(上記)
指定の容器・回収拠点があるその案内に従ってください

市区町村のホームページで「注射針 処分」「在宅医療 廃棄物」と検索すると案内が見つかることがあります。見つからない場合は、清掃事務所へ電話で確認するのが確実です。

調べても分からない場合は、そのまま出さずにご連絡ください。郵送での回収をご案内します。

マンジャロの捨て方でやってはいけないこと

  • 針の使い回し。1回ごとに新しいものを使ってください。感染や、針が詰まる原因になります
  • 他人との共用。重い感染症の原因になります
  • ペンや針をそのまま袋に入れて出す
  • 容器をいっぱいまで詰め込む(フタが閉まらなくなります)
  • 中身を取り出そうとする・分解する
  • お子さんやペットの手の届く場所に置く
梱包した箱にテープで封をしてクール便で発送する準備の様子
⑥ 封をして発送|クール便でご自宅へお届けします

マンジャロの箱や説明書の捨て方

外箱・添付文書・保冷材といった針を含まないものは、通常の分別で問題ありません。

ただし外箱にはお名前や薬剤名が印字されている場合があります。気になる方は、その部分を切り取るか塗りつぶしてから出してください。ご家族に知られたくない場合は、この一手間で防げます。

よくあるご質問

マンジャロを可燃ごみに出す捨て方でもいいですか?

お住まいの自治体が可燃ごみとして受け入れている場合は、針の収納を確認し、固い容器に入れてテープで密閉したうえで出してください。「薬局または病院へ」となっている場合は、提携薬局への郵送をご案内しています。

ペットボトルでも大丈夫ですか?

はい。牛乳パック、硬いプラスチック製の薬の空き容器、ペットボトルなど、フタができて針が貫通しない容器であれば構いません。薄いポリ袋や紙袋は避けてください。

郵送の送料は負担してもらえますか?

恐れ入りますが、送料はお客様のご負担(元払い)でお願いしております。着払いはお受けできません。まとめてお送りいただけますので、ある程度たまってからで構いません。

他の病院で処方されたものも一緒に送れますか?

はい、同梱していただいて構いません。あわせて処分いたします。こちらも容器に入れて密閉したうえでお送りください。

旅行先で使い終わったマンジャロの捨て方は?

その場で捨てず、持ち帰ってから通常の方法で処分してください。持ち運びの際も、容器に入れて密閉した状態にしてください。持ち運びの注意点は保管方法の記事でご説明しています。

使い切っていないマンジャロが余りました。捨て方は?

中身が残っていても、扱いは使用済みと同じです。人に譲ることは絶対にしないでください。処分に迷う場合はご連絡ください。

誤って針が刺さってしまいました

ご自身が使用したものであれば、流水で洗い、様子をご確認ください。他の方が使ったものが刺さった場合は、感染の可能性があるため速やかに医療機関を受診してください。

ご検討の前に必ずお読みください

  • マンジャロ(チルゼパチド)は、国内では2型糖尿病の治療薬として承認されている医薬品です。体重管理を目的とした使用は、承認された効能・効果ではない適応外使用にあたります。
  • 体重管理目的の処方は自由診療(保険適用外)で、全額自己負担となります。
  • 当院では国内正規流通品を、提携薬局を通じてお届けします。
  • 本ページの手順は日本糖尿病協会のパンフレットにもとづく一般的な方法です。実際の廃棄方法はお住まいの自治体の定めが優先されます。必ず地域の案内をご確認ください。
  • 郵送での回収は当院をご利用の方を対象としています。送料はご負担ください。
  • 吐き気・便秘・下痢などの消化器症状のほか、まれに急性膵炎・胆のう関連症状などの重大な副作用のリスクがあります。体調に異変を感じた場合は速やかにご相談ください。
  • 効果・副作用の出方には個人差があり、結果を保証するものではありません。食事・運動などの生活習慣との併用が前提です。
  • 諸外国では、体重管理を目的とした同成分(チルゼパチド)の医薬品が承認されています。
  • オンライン診療の結果、医師が適切でないと判断した場合は処方できないことがあります。

あわせて読みたい

迷ったら、捨てる前にご連絡ください

処分の方法は地域差があり、調べても分からないことがあります。そのまま出してしまう前に、LINEで一度お尋ねください。郵送での回収もご案内できます。無理な勧誘はいたしません。

参考文献

  • 公益社団法人 日本糖尿病協会「インスリン自己注射に使用した注射針等の廃棄について」ほか、在宅医療廃棄物に関する案内
  • マンジャロ皮下注アテオス 添付文書(日本イーライリリー株式会社)/PMDA 医療用医薬品 情報検索
  • お住まいの市区町村による在宅医療廃棄物・注射針の処分に関する案内
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